「夜中に何度もトイレ…一生このまま?」と不安なあなたへ|夜間頻尿教室で伝えた4つのケアポイント

夜中に何度もトイレに行くことに不安を覚えている方へ。産後、更年期、夜中トイレに行くことでしっかりと睡眠が取れずしんどい思いをしている、本当はもっと日中活動的に動きたい、育児や仕事を楽しみたいと思っている方にヒント夜間頻尿教室でお伝えしたヒントを。
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多谷 のどか
理学療法士
整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務
尿失禁ケアセラピストの資格保有
クリニック内での産後ケア講座をはじめ、子育て支援センターや地域センター、市のイベントなどで講師として登壇
オンラインでも講座を行なっている

「ママが満たされて笑顔になると、子供も家族もより笑顔に豊かになれる」そんな想いを胸に一人ひとりに寄り添ったサポートをしている

こんにちは。
今日は、6月に開催した【夜間頻尿教室】で参加者の皆さんにお伝えした内容の一部をシェアします。

もしあなたが…

  • 夜中に何度もトイレで目が覚めてつらい
  • 寝不足で日中がしんどく、家事や育児に集中できない
  • 疲れが取れず、イライラしてしまう自分にモヤモヤしている

そんなお悩みを抱えているなら、
この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。


目次

地域からのご依頼で、60歳以上の方向けに夜間頻尿ケア講座を開催しました

普段は、東広島市にある
【産前産後&レディースケア専門整体 くぼたん家】で、産前産後のママさんをはじめ、女性の方への施術や、支援センター・地域センターでの講座、また東広島市主催のイベントなどで登壇させていただいていますが、

今回は地域の方からのご依頼で、60歳以上の方向けに夜間頻尿ケア講座(全4回コース)を開催しました。


参加されたのは60代後半〜80代と幅広い年代の方々。
講座終了時には、参加者の8割以上の方が「夜間の頻尿が減った、またはなくなった」とおっしゃっていました。


「歳だから仕方ない」、「出産しているから仕方ない」は本当?

よく耳にするのが、
「年齢のせいだから仕方ないよね」
「出産してるし、多少のトラブルは当たり前だよね」
という言葉。

でも今回の講座で改めて感じたのは、
“仕方ない”とあきらめる前に、できることがあるという事実です。

実際、こんな方がいらっしゃいました。


▽ 参加者の声①

数年前に泌尿器科を受診し治療を受けていたけれど、改善が見られずあきらめていた方。
→ 教室を通して夜間だけでなく日中のトイレの回数も減り、「精神的にとても楽になった」と話されていました。

▽ 参加者の声②

病院で「骨盤底筋体操をしてね」と冊子を渡されたけれど、よくわからず変化がなかった方。
→ 正しい感覚をつかんだことで日中の回数が減り、「外出するのが億劫じゃなくなった!」と笑顔で話されていました。

▽参加者の声③

数年前から急に、頻尿に悩まされるようになり、夜中に多い時には4回トイレに起きていた方。
→夜のトイレが1回に減り、睡眠が取れるようになったことで日中の活動がしやすくなったと喜ばれていました。


教室でお伝えした「4つのケアの視点」

では、実際にどんなことをお伝えしたのか?
大きく分けて以下の4つの視点でお話しました。


① 骨盤底筋の位置・正しい使い方

「どこにあるの?」「どうやって力を入れるの?」という基本の位置や動かし方を、
手を添えて確認したり、わかりやすくお伝えして一緒に確認していきました。

とても基本的なことですが、ここを正確にイメージできるかが、骨盤底筋トレーニングを成功させるか否かの重要なポイントになるんです。


② 膀胱について

膀胱を示すイラスト
夜間頻尿、頻尿には膀胱トレーニングが効果的なことも多々あります

夜間に頻尿になりやすい背景として、「排尿の癖」や「無意識な行動パターン」が関わっていることも多々あります。
脳と膀胱の関係を知り、正しい対処法を知ることで「そういうことだったのか!」という気づきと、「こうしたら大丈夫」という安心感を持つことができます。


③ 呼吸・姿勢・全身のつながり

呼吸が浅い、肩や背中が硬い、姿勢が崩れている…

実はこれらが骨盤底筋の働きを邪魔してしまいます。

「骨盤底筋だけを鍛える」のではなく、骨盤底筋が働きやすい環境づくりとして、全身のストレッチやマッサージ、エクササイズを行なっていきました。

参加者さん全員が驚かれていましたが、環境を整えるだけでも骨盤底筋が使いやすくなっていきます。


④ 生活習慣のちょっとした工夫

寝る前の水分やスマホの扱い方、夜間の過ごし方など、少し見直すだけでも体はぐっと変わります。

実際にここを見直しただけで、夜のトイレがなくなり喜ばれている参加者さんもおられました。

生活の中で無理なく取り入れられるヒントをお伝えしました。


「私にもできるかも」と思えたら、それが最初の一歩

体の変化や症状があると、
「どうせ無理かも」「病院でも変わらなかったし…」と感じてしまうかもしれません。


でも、体の仕組みを知って、
正しく使う・正しく休めることができれば、
年齢や出産経験に関係なく、体はちゃんと変化してくれることもあるのです。


「夜間頻尿」で悩んでいる方へ。まずはご相談ください

「もしかして私も…」と思ったあなたへ。

自分だけではどうしていいのか分からない。どうにかしたい。そう思われる方はいつでもご相談くださいね。

▶︎ 自分の体の状態に合わせたアドバイスや、次回講座のご案内を受け取る🎁

▶︎ くぼたん家 ホームページ


最後に

「歳だから」「出産してるから」とあきらめていた方々が、

たった4回のケアで「夜中に起きる回数が減った」「気持ちが前向きになった」と感じてくださったこと。

それは、「整えることで未来は変わる」という確かな実感につながりました。

もしあなたも、
「今のままでいいのかな…?」と感じているなら、
その気づきが、大きな一歩になるかもしれません。

あなたの体と心が、少しでもラクになりますように

最後までお読みいただきありがとうございました🌷

夜中に何度もトイレに行くことに不安を覚えている方へ。産後、更年期、夜中トイレに行くことでしっかりと睡眠が取れずしんどい思いをしている、本当はもっと日中活動的に動きたい、育児や仕事を楽しみたいと思っている方にヒント夜間頻尿教室でお伝えしたヒントを。

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この記事を書いた人

理学療法士として整形外科クリニックで10年間勤務
自身の妊娠・出産をきっかけに女性のケアについて学びを深め、女性のケア・産後ケアに力を入れている
これまでにクリニック内での産後ケア講座をはじめ
子育て支援センターや地域センター、市のイベントなどでの講師として登壇
オンラインでの講座も開催。

「女性の人生を豊かに。ママの幸せは家族の幸せ。」そんな想いを胸に一人ひとりに寄り添ったサポートをしています。

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