「ちゃんと締めているのに、なんで楽にならないんだろう…」
妊娠中や産後に骨盤ベルトを使っている方の中には、そんなふうに感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
骨盤ベルトをつけているのに思ったように楽にならない。
むしろ、
✔️ なんとなくしんどい
✔️ 動きにくい
✔️ 苦しい気がする
実はこれ、とても多いお悩みです。
骨盤ベルトは、妊娠中や産後の体をサポートしてくれる心強いアイテムです。
でも、強く締めれば締めるほどいい、というものではありません。
- 締め方や位置、
- つける時間、
- そしてそのときの体の状態によっては、
逆にしんどさにつながってしまうこともあります。
今回は、骨盤ベルトをしているのに楽にならない理由と、締め方・使い方を見直すヒントをお伝えします。
骨盤ベルトは強く締めればいいわけではない
骨盤ベルトというと、
「しっかり締めた方が効きそう」
「ゆるいと意味がない気がする」
そんなイメージを持たれている方も多いです。
でも実際は、強く締めることが正解とは限りません。
骨盤ベルトを使うときに大切なのは、強さよりも
- どの位置につけているか
- 今の体の状態に合っているか
- つけたときに動きやすいか
です。
しっかり締めているのに楽にならないときは、
あなたのやり方が悪いわけではありません。
説明書通りにつけていても、その方法が今のあなたの体に合っていないことはあります。
同じ骨盤ベルトでも、
- 楽になる方
- 逆にしんどくなる方
がいるのは、そのためです。
骨盤ベルトが合っていないときに出やすいサイン
骨盤ベルトをつけていて、
こんなことはありませんか?
- とにかく強く締めている
- つける位置をあまり気にしていない
- 寝るときも長時間つけっぱなしにしている
- つけると動きにくい
- つけても楽さを感じない
- これで合っているのか不安がある
ひとつでも当てはまる場合は、
使い方や体の状態を見直すことで楽になる可能性があります。
骨盤ベルトは、ただ巻けばいいものではありません。
その人の骨盤の状態や、お腹・腰まわりの支え方、痛みが出ている場所によって、合う使い方が変わることがあります。
骨盤ベルトの締め方・使い方を見直すための簡単チェック
骨盤ベルトは、みんな同じ巻き方が合うわけではありません。
どこを支えると楽に感じるかによって、合いやすい使い方が変わることがあります。
自己判断で決めつけすぎる必要はありませんが、見直しのヒントとして参考にしてみてください。
下腹を支えると楽になる人
手で下腹をそっと支えたときに、
- 動きやすい
- 立つのが楽
- 安定する感じがある
そんな場合は、
骨盤ベルトよりも腹帯で下腹を支える方が楽なことがあります。
骨盤の前側を支えると楽になる人
骨盤の前側のぐらつきが気になったり、前側を支えると安心感がある場合は、
後ろから前に巻く方法が合いやすいことがあります。
骨盤の後ろを支えると楽になる人
骨盤の後ろ側や仙腸関節まわりを支えたときに楽になる感じがある場合は、
前から後ろに巻く方が合うこともあります。
大切なのは「正しい巻き方」より「自分の体に合っているか」
大事なのは、どの巻き方が正しいかを決めることではなく、
- つけたときに楽になるか
- 動きやすくなるか
- 違和感が強くならないか
を見ていくことです。
実際に、巻く方向を変えただけで「全然違う」と楽になる方もいらっしゃいます。
一般的な使い方が合わないときは、体に合った方法を見直してみることも大切です。
※ただし、巻き方だけでは変わらない方もいます。
骨盤を安定させるには、背骨や肋骨、股関節など骨盤以外の働きも重要になるためです。
巻き方を変えても変わらない場合は、専門家に見てもらうことをお勧めします。
実際に、使い方を見直して楽になった方も
実際に来てくださった方の中にも、骨盤ベルトを使っているのに
「なんとなくしんどい」
「思ったより体が楽にならない」
と感じていた方がいらっしゃいました。
一般的には、骨盤ベルトは後ろから前に巻くタイプが多いです。
でもその方の場合は、痛みの場所や体の状態を見て、あえて前から後ろに巻く方法に変えてみました。
すると、その場で
「え、全然違う…!」
と楽さを感じていただけました。
また別の方では、骨盤を締めるベルトよりも、
腹帯でお腹を支える方が楽だったこともありました。
このように、一般的な使い方が合わないこともあります。
「ちゃんとやっているのに変わらない」という方ほど、方法を少し見直すだけで楽になることがあります。
骨盤のケアは骨盤ベルトだけでは足りない
骨盤のケアというと、骨盤ベルトを思い浮かべる方は多いです。
もちろん、骨盤ベルトは体をサポートするうえで役立つことがあります。
でも、
骨盤ベルトだけで体が整うわけではありません。
なぜなら、骨盤ベルトはあくまで外から支えるサポートだからです。
体が楽になるためには、
- お腹まわりの支え
- 呼吸のしやすさ
- 姿勢や体の使い方
- 股関節や背中の動きやすさ
なども関係してきます。
骨盤ベルトをつけたときに楽になるかどうかは、こうした全身の状態にも左右されます。
骨盤ベルトはあくまでサポート役
骨盤ベルトをつけると楽になることはあります。
でも、つけるだけで骨盤が元に戻るわけでも、体型が戻るわけでもありません。
だからこそ大切なのは、
ベルトに頼るだけではなく、自分の体で支えられる状態を少しずつ作っていくこと
骨盤ベルトは、
- 体の負担を減らしてくれる
- 一時的に支えを補ってくれる
という意味ではとても助けになります。
特に産後まもない時期は、体をケアする余裕も、自分に目を向ける余裕もなくなりやすい時期です。
痛みや不調、不安感がある場合は、無理をせずしっかり使ってほしいと思います。
でも最終的なゴールは、
ベルトをつけることではなく、
ベルトがなくても過ごしやすい体に整っていくことだと私は思っています。
自分の体で支えられる状態が予防に繋がる
そのためには、
- 今の体に合うベルトの使い方を知ること
- 必要に応じて使い方を見直すこと
- 自分の体を支える力を整えていくこと
が大切です。
実際に、こうしたケアを重ねることで、ベルトなしでも楽に過ごせるようになる方は少なくありません。
骨盤ベルトをしても楽にならないときは、体に合った使い方を見直してみてください
「ちゃんとやっているのに変わらない」
そんなときは、頑張りが足りないわけでも、やり方が間違っているわけでもありません。
ただ、今のあなたの体に合っていないだけかもしれません。
我慢しながら使い続けるのではなく、ちゃんと楽になる方法を選んでいけるといいなと思います。
お一人おひとり、骨盤の状態も、痛みの出方も、楽に感じる支え方も違います。
だからこそ必要なのは、
一律の使い方ではなく、その人に合った方法です。
骨盤ベルトの使い方や体の整え方が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
